2022オークス〜最終血断〜

ヴィクトリアマイルでは、ヴァイスリージェント系保持でもう一頭気になる馬としてあげていたローザノワールが、一瞬3着に入るかと思う大激走をし肝を冷やした。田中勝春、まだまだやるじゃないか。やはり鞍上を理由としたマイナス要因だけで候補とした馬を消してはならない。実績の乏しい若手Jや、峠を過ぎた老年騎手だとしても、3着なら十分有り得るということだ。一つでもプラス要素(特に血統)があればその1点に集中し、怯まずに人気薄馬に本命を打つことにしよう。

さてオークスの血糖傾向だが、近10年の連対馬20頭のうち、ディープインパクト産駒が9頭を占めると言う寡占状態だ。2019年の没後は産駒が先細りとなり、遂に今年の出走馬はパーソナルハイの1頭のみとなった。

本命は、ディープ後継種牡馬ミッキーアイル産駒のピンハイとした。ミッキーアイル自体は父ディープ×母父ダンチヒという、スピード掛け合わせ配合で成功した例の一頭で、軽快なスピードでの逃げを得意としていた。

ピンハイは、そのミッキーアイルに対して母父にジャングルポケットを合わせた配合。トニービンが入ることでスタミナ要素が補完されており距離2400mにも対応するし、何よりトニービンなので府中コースはドンピシャだ。

また、ミッキーアイルは気性の激しさでも知られる馬だったが、このピンハイには、いい意味で闘争心となって引き継がれているようだ。馬体重400kg前後の小柄な体躯にも関わらず、馬群で揉まれても他馬を弾き返すガッツがある。

桜花賞では、上がり2位を繰り出しての5着。勝馬とのタイム差はコンマ1秒。上位との実力差は決してオッズほどは離れてはいない。

鞍上の高倉稜は、かつてノーブルマーズの主戦を任されていた騎手。もしかしたらジャングルポケットの血統に合うジョッキーかも知れず、ピンハイとも呼吸が合っているようにも思える。人馬一体で、まさかの樫戴冠に期待したい。

◎ピンハイ

馬券は単複のみ。

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