馬名 | 父 | 母父 | ||
2016年 | 1着 | シュンドルボン | ハーツクライ | エルコンドルパサー |
長距離サンデー系 | MPキングマンボ系 | |||
2着 | ルージュバック | マンハッタンカフェ | オーサムアゲイン | |
中距離サンデー系 | ND Vリージェント系 | |||
3着 | メイショウスザンナ | アグネスデジタル | サンデーサイレンス | |
ミスプロ系 | サンデー系 | |||
2017年 | 1着 | トーセンビクトリー | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
MPキングマンボ系 | サンデー系 | |||
2着 | マジックタイム | ハーツクライ | ブライアンズタイム | |
長距離サンデー系 | ロベルト系 | |||
3着 | クインズミラーグロ | マンハッタンカフェ | インエクセス | |
長距離サンデー系 | Nグレイソヴリン系 | |||
2018年 | 1着 | カワキタエンカ | ディープインパクト | クロフネ |
ディープ系 | ND Vリージェント系 | |||
2着 | フロンテアクイーン | メイショウサムソン | サンデーサイレンス | |
NDサドラー系 | サンデー系 | |||
3着 | レイホーロマンス | ハービンジャー | サンデーサイレンス | |
NDダンチヒ系 | サンデー系 | |||
2019年 | 1着 | フロンテアクイーン | メイショウサムソン | サンデーサイレンス |
NDサドラー系 | サンデー系 | |||
2着 | ウラヌスチャーム | ルーラーシップ | フジキセキ | |
MPキングマンボ系 | 短距離サンデー系 | |||
3着 | アッフィラート | ディープインパクト | ルーソリテール | |
ディープインパクト | ロベルト系 | |||
2020年 | 1着 | フェアリーポルカ | ルーラーシップ | アグネスタキオン |
MPキングマンボ系 | 持続力サンデー系 | |||
2着 | リュヌルージュ | モンテロッソ | メジロマックイーン | |
ミスプロ系 | マイバブー系 | |||
3着 | エスポワール | オルフェーヴル | シンボリクリスエス | |
中距離サンデー系 | ロベルト系 |
(ND…ノーザンダンサー系、MP…ミスプロ系、N…ナスルーラ系)
春の雨に見舞われた中山競馬場。中山の不良馬場で行われた過去のレースで、印象深いのが2010年の中山記念だ。13番人気のトーセンクラウンが勝ち、2着も12番人気のテイエムアンコールで、どちらもサドラー系のオペラハウス産駒だった。泥んこの馬場を後方からドタドタと追い込み、上がり最速のタイムは37.3。まさに道悪の鬼と言えるサドラーズウェルズの血を痛感させられたレースだった。
今年の中山牝馬Sでサドラーの血を持つのは、父メイショウサムソンのデンコウアンジュだが、この馬はあんまり重が得意ではない。そこで着目したいのがヌレイエフの血。同じノーザンダンサー系の種牡馬だが、ヌレイエフの母父フォルリは、サドラーズウェルズの母母父でもあり、その血統構成が近似していると言える。そこで白羽の矢を立てたのが、昨年の同レースを不良馬場で勝ったフェアリーポルカ。母母父ヌレイエフに加え、父ルーラーシップの源流キングマンボは母父にヌレイエフを持ちクロスが成立する。
父キンカメ系で、母系にヌレイエフの血を持つ馬は、アーモンドアイを始め、メールドグラースやリオンリオンなど成功馬が多い。父ディープインパクト産駒に人気が集まっているが、中山牝馬Sは基本、非サンデー系の馬が強い。母父がアグネスタキオンだが、この馬もサンデー系の中では持続力タイプのボールドルーラーの影響が強い馬。腹を括った和田ドラゴンの手綱捌きでゴール板を先頭で走り抜けていただきたい。
◎フェアリーポルカ
馬券は、◎の単複のみ