2018宝塚記念〜最終血断と回顧〜

宝塚記念の最終的な血統検討に移る。宝塚記念で求められるのは、ズバッと切れる脚の馬ではなく、スタミナと持久力に長けた馬。上がりが34秒台になることはまず無い。ディープ産駒は過去5年馬券に絡んでいて勿論走るのだが、2013年のダノンバラードを除いて全て牝馬。母父はスピードに勝る血統と牝馬ならではの切れ味で、宝塚記念の本筋とはずれるが、ディープの総合力ともあいまって例え人気薄でも2・3着までは突っ込んでくる。ただし優勝したディープ産駒はマリアライトのみ。母父エルコンドルパサーという重厚なスタミナ血統があってこそ勝ちへと繋がったと見ている。

具体的には過去10年で5頭の勝ち馬を送り込んだステイゴールドが圧倒的。これは皆分かっていることで、唯一のステイゴールド産駒のパフォーマプロミスが、前日段階でオッズがルメール・デムーロの次いでの3番人気単勝7.9倍。母父もタニノギムレットということでブライアンズタイムの流れを汲むロベルト系。明日は午前中まで雨が残るという予想もあり、この馬にとっても追い風となる。やや人気し過ぎの感もあるが、ここはステイゴールドとロベルト系の血に賭けて本命としたい。

続いて重要視したい血統はトニービン。2011年勝ち馬アーネストリーは、父グラスワンダー×母父トニービン。15年勝ち馬ラブリーデイは、父キングカメハメハ×母母父トニービン。ステイゴールド産駒の間隙を突いて爆走する馬には常にトニービンの影がある。いつまで経っても日本競馬はこのトニービンの血の影響力が大きいのだ。父がジャングルポケットでトニービンの直径となるノーブルマーズは、しかも母父シルヴァーホークのロベルト系なので、いかにも血統的に狙いたい馬で当初は本命抜擢も考えたのだが、いかんせん鞍上の高倉稜がいただけない。デビュー当初から全戦騎乗していて今回も乗り替わり無く期待されているのも分かるが、流石にアタマは無いと見て押さえまでとする。

代わりという訳ではないが、トニービン狙いなら当然外せないのがルーラーシップ。キンカメ産駒のルーラーシップだが、どちらかと言えばそのキャラは母父のトニービンそのもの。菊花賞馬のキセキも出走するが、ここは宝塚適性の高そうなダンビュライトを上位に取って対抗とする。キセキは消しも考えたがデムーロに戻ったここは△に押さえておく。

ディープ産駒を狙うのなら牝馬というのが定石なのかもしれないが、福永のヴィブロスに印を託すことがどうして出来ない。念願のダービージョッキーともなって、一皮剥けた騎乗に期待したい気持ちもあるが、牝馬限定戦ならともかく牡馬混合戦のG1では軽視し無印とした。8歳のディープ産駒スマートレイアーも旬は終わったと見て、これも消し。代わりに単穴に推奨したいのが5歳牡馬のゼーヴィント。母父ブライアンズタイムが心強い。戸崎から池添に乗り替わったが、グランプリ男の意地を見せてくれるかもしれない。

◎パフォーマプロミス
◯ダンビュライト
▲ゼーヴィント
△キセキ
△ノーブルマーズ

馬券は◎の単複に、▲の単複も少々。
◎→各印へ馬連と、▲からの馬連を押さえる。
◎◯2頭軸の3連単と◯▲2頭軸の3連単をマルチで。

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〜回顧〜

G1未勝利馬が悲願の初制覇を達成することが多い宝塚記念。ステイゴールド産駒ということで本命に推したパフォーマプロミスは、日経新春杯勝ちがあるとは言ってもG1は未出走。初の58kgを背負うってことをもっと重要視しなきゃいけない。勝ったミッキーロケットは、思えば天皇賞・春の最先着馬。有馬記念との連動性ばかり気にしてしまったが、王道ステップレースとしてはやはり天皇賞・春なんだよな。その天皇賞・春で、レインボーライン・シュヴァルグラン・クリンチャーに次ぐタイム差0.2の4着なのだから軽視してはいけなかった。血統分析で書かなかったが、キングカメハメハ持ちは宝塚記念の注目血統の一つなのだ。

そして悔しかったのがノーブルマーズ。高倉稜くんゴメン!買うべきはキミの複勝だったよ!それにしても2着のワーザーも無印としてしまったのも痛恨。重い馬場と予想してんだから、父サドラー系の馬を買わんといかんぜよ。そして、1着入線後の和田J、涙を拭う様子が見てとれたが、ゴール直後の間もないタイミングだったので、相当に押し上げてくるものがあったんだろうな。インタビューでもあと少しで泣きそうだった。何にしろ、テイエムオペラオー以来のG1戴冠に素直におめでとうと言いたい。

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~レース後のコメント~

1着 ミッキーロケット(和田騎手)
「馬場が乾いたので、内のいいところを通ろうと思っていました。スタートが上手で、それが心強かったです。前は流れていましたが、勝負どころでついて行ければ直線は頑張ってくれる馬です。長くコンビを組んでいますし、特長を生かせました。最後まで脚色も変わらず、すごい馬です。(17年ぶりのGI勝利について)長かったです。テイエムオペラオーが後押ししてくれました。胸を張ってオペラオーのところに行きたいと思います」

2着 ワーザー(H.ボウマン騎手)
「もう1回レースを使っていれば良かったかもしれません。香港の流れより、今日のような流れの方が合うのかもしれません。馬場は軟らかい方がいいのですが、今日のようなしっかりした馬場も合うようです。この馬は世界レベルの馬だと思います」

(J.ムーア調教師)
「シーズン初めに思うようにレースを使えなかったことや、体重減もあったので、準備が万端であれば勝てたかもしれません。2着は嫌いですが、馬のパフォーマンスには大満足しています」

3着 ノーブルマーズ(高倉騎手)
「もう少し前に行けると思っていましたが、ハイペースで馬が行きたがらなかったので、馬の走りたいように走らせました。この大舞台でよく頑張ってくれましたが、悔しいです。でも、充実して本格化してきたと思いますし、これからも楽しみです」

4着 ヴィブロス(福永騎手)
「リラックスさせるのに時間が掛かりました。こんなに行きたがるとは思いませんでした。スタートして隣の馬に来られてスイッチが入ってしまったところもありますが、とにかく力んでしまいました。それでも頑張っているのですが…」

5着 ダンビュライト(武豊騎手)
「3~4コーナーでゴチャついてしまいました。出来れば内ラチ沿いを通りたかったのですが…すごく残念です」

6着 サトノダイヤモンド(ルメール騎手)
「4コーナーでバテた馬の後ろになってしまい、抜け出すことが出来ませんでした。道中で早めに動いた分、最後は伸びがありませんでした。コンディションは悪くなかったと思います」

7着 ステファノス(岩田騎手)
「行きっぷり良く、いい手応えで回って来られました。直線、割って来られるかと思いましたが、ラスト1ハロンで止まってしまいました」

8着 キセキ(M.デムーロ騎手)
「折り合いは問題なかったです。今回は内側から伸びるケースが多かったので、内に入れましたが、外を回らせれば良かったかもしれません」

9着 パフォーマプロミス(戸崎騎手)
「馬の感じは良かったです。ただ、いつもの行きっぷりがありませんでした。今日の馬場が合わなかったのかもしれません」

10着 スマートレイアー(松山騎手)
「スタートが良くて、前の位置取りで流れに乗れました。それでも勝負どころでは苦しくなってしまいました」

12着 サトノクラウン(石橋脩騎手)
「いざ、勝負どころで行こうとした時、馬が動いてくれませんでした。馬の気持ちを最後に頑張るように仕向けられませんでした」

13着 アルバート(藤岡康騎手)
「前へと促して行ったのですが、後方からになり、リズムに乗れないままレースが終わった感じです」

14着 ゼーヴィント(池添騎手)
「ハミを乗せて行こうと思い、気合いを入れて好位を取りに行きましたが、3コーナー過ぎに一杯一杯になってしまいました。そこから反応してくれませんでした」

2018宝塚記念〜直前見解〜

宝塚記念で、まず考えたいのは阪神2200内回り特性。過去に阪神内回り(2000・2200)での実績があること。もしくは阪神と連動性の高い中山コースの2200・2500で実績のある馬を中心視したい。中でも前年の有馬記念の好走馬はまず押さえたいのだが、今年は根こそぎ出走が無い。唯一、サトノクラウンが駒を進めているが、その有馬記念は13着の大敗。今年ドバイシーマを使っただけでは、昨年の宝塚記念優勝馬とはいえ流石に狙えない。

出走馬の、阪神2000と2200、中山2200と2500での成績を、近走中心に俯瞰してみた。また、コース問わずに2200の距離の成績も【 】で表記してみる。

ステファノス(2017年大阪杯2着、2017年オールカマー2着)【0102】
ノーブルマーズ(2018年迎春S〜1600万〜1着)【2102】
サトノダイヤモンド(2016年有馬記念1着)【0000】
ミッキーロケット(2017年宝塚記念6着)【0003】
ストロングタイタン(2017年鳴尾記念1着)【0000】
アルバート(2017年オールカマー7着)【0001】
パフォーマプロミス(2017年グレイトフルS〜1600万〜1着)【1011】
ダンビュライト(2017年サンタクロースS〜1600万〜1着、2018年AJCC1着)【1000】
サトノクラウン(2017年宝塚記念1着、2017年有馬記念13着)【3001】
ヴィブロス(2018年中山記念8着)【0001】
サイモンラムセス(特になし)【0224】
タツゴウゲキ(2018年鳴尾記念10着)【0003】
ローザー(日本初出走)【0000】
スマートレイアー(2017年鳴尾記念1着、2018年大阪杯9着)【0103】
ゼーヴィント(2017年AJCC2着、2018年日経賞6着)【0200】
キセキ(2018年日経賞9着)【0010】

内枠から見ていくと、まず気になるのがノーブルマーズ。前走の目黒記念で2着に突っ込んできてアッと言わせた馬。1000万条件ではあるが、阪神2200の勝ちもある。パフォーマプロミスも不気味。前々走の日経新春杯ではガンコやロードヴァンドールを退けて優勝している馬。ダンビュライトはAJCC勝ちもあるし、阪神中長距離なら大崩れは無さそうに思える。異色のディープ産駒ゼーヴィント。福島コースが大得意な馬だが、阪神内回りコースも走っておかしくない。

というわけで、前日予想段階での馬券候補はこの4頭。

ノーブルマーズ
パフォーマプロミス
ダンビュライト
ゼーヴィント

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メルマガの最終血断では、血統的要素も加えて本命馬と印を決めます。4頭以外を抜擢する場合もあります。

なお、メルマガでの予想配信は宝塚記念をもって終了します。
今後は、本ブログにて予想を無料公開いたします。どうぞよろしくお願いします。

2018函館スプリントS〜最終血断と回顧〜

〜最終血断〜

本命ラインスピリット。函館SSは、大系統ナスルーラ持ちが強い。本馬は母父トニービン。昨年もここに着目し、勝ち馬ジューヌエコールに◎を打ったが、当日鎌倉へ出かけて紫陽花見物にうつつをぬかし、まさの馬券買い忘れ。今年は忘れないうちに馬券を買っておこう。父スウェプトオーヴァーボードにしても、かつてパドトロワが勝っているし、概してミスプロ系が走る傾向にある。

対抗には、昨年の勝ち馬ジューヌエコール。単穴に、高松宮杯で◎を打ったナックビーナス。中山成績が良い馬なので函館でも強い。10歳騸馬だが、得意の洋芝に戻って一変が怖いエポワスを押さえ。

◎ラインスピリット
◯ジューヌエコール
▲ナックビーナス
△エポワス

馬券は◎の単複と、◎と▲から馬連流し。

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〜回顧〜

やはり、平地重賞未勝利のジョッキーに◎を打ってはいかんな。それでも6着には残っているのだから馬はそれなりに強いのだろうが、森一馬が乗り続けるようならオープン特別で狙う位にしておこう。

勝ったセイウンコウセイは母父がボールドルーラー系で大系統としてはナスルーラ系。父が軽快なスピードを持つアドマイヤムーンということで、これは昨年の勝ち馬ジューヌエコール(クロフネ×母父母ボールドルーラー系)と相似。この傾向は今後も気に留めておきたい。

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~レース後のコメント~

1着 セイウンコウセイ(池添謙一騎手)
「最後は際どかったですが、よく凌いでくれました。この枠でしたし、しっかりスタートを切ってくれたので、主張して行きました。最後は詰め寄られましたが、よく頑張ってくれました。すごく乗りやすくて、力のある馬です。自分のレースができればと思っていました。復活のお手伝いができて嬉しいですし、良かったです」

(上原博之調教師)
「滞在競馬で気候も涼しく、いい状態でレースに臨めました。GI馬ですしホッとしています。暑さに弱いところがありますので、この後は馬の様子を見てオーナーと相談して、GIに向けて一度使うかどうか決めます」

2着 ヒルノデイバロー(四位洋文騎手)
「よく頑張りましたが、あそこまで行ったらかわしてほしかったです。悔しいです」

3着 ナックビーナス(三浦皇成騎手)
「リズム良く行けましたが、前が止まりませんでした。3番手でスムーズに、最後まで頑張ってくれています」

6着 ラインスピリット(森一馬騎手)
「いつもは楽に行けるのですが、初めての洋芝の影響か、ずっと手を動かしての追走でした。直線はジリジリ伸びていますし、後半の方が走りはスムーズでした」

8着 ワンスインナムーン(石橋脩騎手)
「スタートを上手に出て、セイウンコウセイが行きたそうでしたから、行かせてレースを進めました。道中いい感じでしたが、直線で伸びあぐねてしまいました」

16着 ライトフェアリー(柴山雄一騎手)
「外の4番手できつい感じになってしまいました。自分の形にできなかったことが敗因と考えます」

2018マーメイドS〜最終血断と回顧〜

〜最終血断〜

マンハッタンカフェが特注血統だが、今年は出走無し。サンデー系の中では、長距離に強い同産駒や、ゼンノロブロイが狙い目だが、こちらも出走無し。

キレは無いがバテない、持久力に勝る馬として、メイショウサムソン産駒のキンショーユキヒメを本命としたい。前走1着の福島記念では上がり最速をマークしたが、その時計は35.4。このようなキャラを持つ馬がマーメイドSでは馬券になる。馬券は単複のみ。

◎キンショーユキヒメ

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〜回顧〜

勝ったのは、ディープ×デピュティミニスター系のアンドリエッテ。この馬、桜花賞の時に本命にしたんだよなあ。こんなキレキレの馬が来るとは、全く予想の想定外。

2着にステイゴールド産駒で、9番人気のワンブレスアウェイ。芝2000重賞、特に阪神内回りでは常にステゴ産駒をマークせよ。

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~レース後のコメント~

1着 アンドリエッテ(国分恭騎手)
「(2010年府中牝馬Sの)テイエムオーロラ以来の重賞勝ちで、本当に久しぶりなので、何だか気持ちがフワフワして実感が湧きません。内枠をいただいてもっと雨が降ると思っていたので、そのあたりがどうかとは思いましたが、内にこだわってそこでロスなく行って脚を使えたら、いいところがあるのではないかと思っていました。もともとテンから行く馬ではないので、慌てずに外に行った馬の内を突きながらレースをしました。一瞬の脚は速かったですね。このようなチャンスをいただいて、結果を出せたことは自信になります」

2着 ワンブレスアウェイ(津村騎手)
「ゲートを何とか出てくれて、いい位置で競馬ができました。返し馬のときから雰囲気がよくて、勝負になる気配がありましたがもう少しでした」

3着 ミエノサクシード(川島騎手)
「距離の心配はありましたが、よく頑張ってくれました」

4着 ヴァフラーム(富田騎手)
「最後はよく伸びて、いい脚を使ってくれました。乗りやすい馬で、よく頑張っています」

5着 ミリッサ(岩田騎手)
「流れに乗ることはできましたが、相手の脚が上でした。直線、一緒に上がっていけませんでした」

7着 キンショーユキヒメ(秋山騎手)
「動きたかったけど他の馬との(斤量の)比較で、思ったように動けませんでした。流れに乗ってもっと行くか、下げて終いを生かすか、というレースをすればよかったかもしれません」

11着 エテルナミノル(和田騎手)
「流れに乗って運べましたが、4コーナーも直線も伸びませんでした。乗った具合はよかったのですが…」

12着 アルジャンテ(酒井騎手)
「2000mより1600mのほうがよさそうですね。コーナーで位置をキープするためには、かなり押さないといけません。バテてはいませんが、伸びる感じもありませんでした。現状は、マイルで自分のレースに徹したほうがよいかもしれません」

2018エプソムカップ〜最終血断と回顧〜

〜最終血断〜

休み明けの馬やら、重賞初挑戦の馬が多く、何をどう検討していいか正直わからない。無理に買うことは無くケンが正解なレースだが、少額だけ馬券を買う。

重馬場になると見て、ロベルト狙いの決め打ち。印に順序はなく、以下4頭の馬連ボックス。

ブラックスピネル
エアアンセム
バーディーイーグル
ゴールドサーベラス

うーん、これでは当たりそうにないなあ。ダイワキャグニーとサーブルオールの2頭から4頭に流す馬連も買うことにしよう。計14点。

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〜回顧〜

エプソムカップはダンチヒ、これでしたね。勝ったサトノアーサーの母父はリダウツチョイスで、ディンヒルを経由したダンチヒ系。1番人気のダイワキャグニーは早々と追うのをやめていた感じ。横典らしいが、馬券を買っている側から見たら納得出来ない騎乗。

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~レース後のコメント~

1着 サトノアーサー(戸崎騎手)
「スタートがよく、思ったよりいい位置につけることができました。緩い馬場も問題なく、手応えよくレースができました。初めて乗せてもらいましたが、今日の勝ちっぷりならこれから先、楽しみな馬だと思います」

2着 ハクサンルドルフ(川田騎手)
「返し馬の様子から、馬場は大丈夫だと感じていました。直線では自分の脚をしっかり使って、精一杯頑張っています」

3着 グリュイエール(福永騎手)
「もう少し前でレースをしたかったのですが、馬場もあって前走ほど行きっぷりがよくなかったです。直線ではジリジリ伸びていましたが、左にモタれていて、その分2着を取り損ねました。ただ、長期休養明け2戦目でよく頑張っていますから、今後が楽しみです」

4着 サーブルオール(C.ルメール騎手)
「このレベルは初めてでしたが、よく頑張っています。距離は1800
~2000mあたりがよさそうです。この馬場で大変でしたが、力のある馬ですから重賞を勝つ力は十分にあります。一戦毎によくなっています」

6着 ベルキャニオン (石橋騎手)
「これまでは力んでしまいモタれていましたが、今日は我慢できるようになっていました。それもあって3~4コーナーもスムーズに行けて、直線では手応えを感じました。次につながるいいレースができました」

12着 スマートオーディン(武豊騎手)
「入れ込みは以前よりよくなってしましたが、途中から気負って力んで走っていました。能力を感じるので、このまま無事にいってくれれば今後が楽しみです」

14着 ダイワキャグニー(菊沢隆徳調教師)
「ボコボコした馬場に気を遣って走っていたようです。内側に入る形になりましたが、手応えがあれば外に出せていたでしょう」

2018安田記念〜最終血断と回顧〜

〜最終血断〜

さて、安田記念。東京マイルで穴を開けるのは常に先行馬。NHKマイル勝ちのジョーカプチーノや、ヴィクトリアマイルで大万馬券を演出したミナレット、ケイアイエレガントが頭に浮かぶが、当該安田記念でもロゴタイプが一昨年に優勝し、昨年にも2着している。そして血統的にはディープも走るが、非サンデー系が多いに好走する傾向にある。

前出のロゴタイプはサドラーズウェルズ系のシングスピール産駒。15年優勝16年2着のモーリスもロベルト系スクリーンヒーロー産駒だし、更に遡ると12年2着14年2着のグランプリボスもサクラバクシンオー産駒。

ここは外れるのを覚悟で、思いっきり非サンデー馬券を買ってみようと思う。

本命はキャンベルジュニア。父父フェアリーキングはサドラーズウェルズの全弟。母父もディンヒル系の完全非サンデー。前々走ダービー卿CT、前走京王杯SCで果敢に先行し並み居る強豪を抑えて2着に踏ん張っている。実は、この馬強いのではないか。馬体重も540kg前後とデカいのもいいね。安田記念は結構馬体重500kg越えの馬が馬券に絡むことが多い。鞍上石橋脩も東京コースを得意としているし、安田記念3勝の堀厩舎ということも強調材料だ。

対抗にペルシアンナイト。デムーロがスワーブリチャードとなったので、川田に乗り替わり。穴を開けるのは先行馬に期待したいが、それでも最後の末脚に勝る馬が怖い。母父サンデーで、速い上がりを使えるこの馬は有力だ。

単穴にモズアスコット。父フランケルはサドラーズウェルズ系。父母父ディンヒルに、母父はストームキャットとスピード感満点。前走オープンでの2着敗退は鞍上のせいとして、連闘で臨むここでルメールが乗ってきたので警戒が必要。

押さえにヒーズインラブ、こちらもハービンジャー産駒。ダービー卿CT勝ったのに人気ないね。もう一頭の押さえにダッシングブレイズ、父キトゥンズジョイ、サドラーズウェルズ系。昨年のエプソムカップ勝ちなど、東京を得意としているので巻き返しに期待。

◎キャンベルジュニア
◯ペルシアンナイト
▲モズアスコット
△ヒーズインラブ
△ダッシングブレイズ

馬券は◎の単複と、◎→各印へ馬連とワイド。◎◯2頭軸3連単マルチ。

石橋脩、頼ミマス。

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〜回顧〜

ぬぐぅ。本命候補で迷った▲モズアスコットが来てしまったか。助平心で穴を狙い過ぎた。連闘とか不安材料はあったが、ルメールの馬で9番人気15.7倍ならコッチにすべきでしょう。アエロリットとスワーブリチャードが無印だったので、どっちにしろ馬連や3連単はハズレだったのだが、単複は高配当ゲットできてたなぁ。血統的な見立てで、サドラー系にプラスしてスピード血統配合に焦点を当ててみたが、安田記念の傾向としてメモしておきたい。

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~レース後のコメント~

1着 モズアスコット(ルメール騎手)
「(連闘でしたが)疲れはありませんでした。心配していましたが、返し馬に乗ると状態が良かったので安心しました。前走を使って今日はGIでしたが、勝てる自信はありました。スタートして400mのところでぶつけてしまい、ポジションを探しました。前にスワーヴリチャードを見て、直線でマークしました。馬がよく頑張ってくれました。GIを勝つことが出来て素晴らしいです。メンバーのレベルが高い中、勝つことが出来ましたし、まだまだマイルのGIを勝てる馬です」

(矢作芳人調教師)
「結果的に、連闘したからこその勝利だと感じていますし、厩舎スタッフの能力の高さを示せて嬉しく思います。レースのことはすべてルメール騎手に任せていました。弱いところがあり、3歳6月にデビューを遅らせた馬です。これからもっともっと成長すると思いますし、この路線を引っ張る存在に育て、そして、フランケルの子供ですから世界的な種牡馬に出来るようやっていきたいと思います。この後、夏は休んで、秋については今のところ国内になる可能性が高いと考えています。安田記念はこれまで2着3回、悔しい思いをしてきました。勝てて本当に嬉しいです」

2着 アエロリット(戸崎騎手)
「馬の状態が良かったです。ハナに行こうかとも思いましたが、外の馬が主張して行ったのであのような形になりました。しぶとく頑張っています」

3着 スワーヴリチャード(M.デムーロ騎手)
「初の1600mでもよく頑張っています。スタートを出てからいいところにつけられ、直線では馬場の良いところを探しながら乗りました。ただ、手応えほど今日はいつもの瞬発力がありませんでした。少し体が減っていたのは夏バテの影響かもしれません」

4着 サトノアレス(蛯名騎手)
「前に並んで突き抜けるかと思いましたが、そこで脚色が他の馬と同じになってしまいました。スタートはタイミングが悪くて遅れてしまいましたが、脚は使っているのでそれほど問題はなかったです」

5着 サングレーザー(福永騎手)
「今日は意識的にポジションを取りに行って、道中はイメージ通りにリラックスして走っていました。馬はうまく対応してくれましたが、前に行った分、いつもの切れ味はありませんでした」

6着 ペルシアンナイト(川田騎手)
「直線で道を作ることが出来ず申し訳ない競馬になりました。すみませんでした」

7着 ウインガニオン(津村騎手)
「最後までよく頑張ってくれています。7着まで来られたのは偉いですね。また夏、頑張ってくれると思います」

9着 レッドファルクス(田辺騎手)
「淡々とした流れになってしまい、脚を温存出来ませんでした。直線でもあまり伸びてくれませんでした」

11着 キャンベルジュニア(石橋脩騎手)
「上手にスタートを出て、道中、力みなく行けました。東京コースだと1400mくらいまでの方がいいかもしれません」

2018鳴尾記念〜最終血断と回顧〜

〜最終血断〜

2000の重賞ならステイゴールド産駒を狙いたい。本命はトリコロールブルー。特に阪神2000は内回りコースなので器用さが求められるが、ステゴ産駒は機動性が高いし、前走と前々走で上がり最速を計時しているのも心強い。そして、鞍上は岩田。先週のダービーでは岩田騎乗のグレイルに◎を打ったが14着に終わった。G3のここならズバっと差し切って欲しい。

馬券の調子が悪いから、当てに行くというわけではないが、相手も人気サイドから。対抗にトリオンフ。京都2000や小倉の内回りコースでの実績があり、ここは勝ち負け。単穴にストロングタイタン。父フォーティナイナー系に母インリアリティ系、母父にシーキングゴールド系というバリバリの米国スピード血統。鳴尾記念ではこの血統の馬が好走する傾向にある。愛馬マルターズアポジーが出てきたが、2000の距離はチト長い。福島なら狙えるがここは無印。

◎トリコロールブルー
◯トリオンフ
▲ストロングタイタン

馬券は◎の単複と、◎→◯、◎→▲、▲→◎の馬単。◯▲馬連。
◯◎▲のリャンウーパー3連複。

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〜回顧〜

▲→◯→◎で決着し、久々に馬券的中。◎トリコロールブルーは離れた3着だったが、消したマルターズアポジーにはどうにか先着できたので良しとしておく。複勝と押さえの馬連・3連複でそこそこの払い戻しではあったが、3連複1点勝負でも良かったかと思う。終わってからだからこそ言えるのだが。

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~レース後のコメント~

1着 ストロングタイタン(M.デムーロ騎手)
「思った通りのレースが出来ました。スタート良くいいポジションを取れました。直線でスペースがありませんでしたが、逃げた馬が少しもたれたところでスペースが出来ました。去年から乗っていますが、今日のメンバーで勝てたのですから、これから楽しみです」

2着 トリオンフ(C.ルメール騎手)
「ほとんど完璧なレースでした。直線で良く伸びたのですが、時計がこの馬には速すぎた分、最後に疲れて止まりました」

3着 トリコロールブルー(岩田康誠騎手)
「うまいレースをしてくれました。とても乗りやすい馬です。前の2頭との差は時計が速かったのもあるかもしれません」

4着 マルターズアポジー(武豊騎手)
「自分のレースは出来ています。道中力む所と右手前で走る時に内にササる所が余計でした」

5着 サトノノブレス(川田将雅騎手)
「外枠でしたが、前の馬が速かった分、内のいい位置につけられました。最後に逃げた馬に並ぶところまで行けましたし、8歳という年齢を考えればよく頑張っています」

6着 モンドインテロ(石川裕紀人騎手)
「ゲートは出ていて、好位で競馬がしたかったのですが、ポジション争いが激しくなって、後手に回ってしまいました。ペースが淀みなく流れてはまるかなと思いましたが、届きませんでした」

9着 テイエムイナズマ(古川吉洋騎手)
「伸びそうで伸びませんでした。それでもこの馬なりに少しずつ復調してきている方だと思います」

10着 タツゴウゲキ(秋山真一郎騎手)
「4コーナーまでは良かったのですが、さすがに最後は息切れしてしまいました。ゲートの中で駐立が良くなかったですし、間も空いていました」

11着 ストレンジクォーク(浜中俊騎手)
「最初から引っ掛かってしまいました。前に壁があった方がいいと思います。力みながら走っていたので、止まってしまいました」