2018ダービー〜直前見解・血統分析〜

さて今日はダービー。さっそく、有力馬の血統を見ていこう。

まずは、ディープ産駒の3頭。

ダノンプレミアムの母父はインティカブ、ロベルト系の馬だ。インティカブの父はレッドランサムで代表産駒にはロックドゥカンブ(ラジオNIKKEI、セントライト記念勝ち)。同じディープ×インティカブという血統構成でダービー2着のサトノラーゼン。サトノラーゼン以外にも、近年のダービー1〜3着馬には、ロベルト系保持の馬がワンサカ居る。父方に入っているのはエピファネイア(父シンボリクリスエス)のみだが、母父に目を移すと、レイデオロ(母父シンボリクリスエス)、アドミラブル(母父シンボリクリスエス)、ディーマジェスティ(母父ブライアンズタイム)、マイネルフロスト(母父グラスワンダー)などなど。

続いて、キタノコマンドールとワグネリアンだが、両頭とも母父はキングカメハメハ。キタノコマンドールの方は全姉にデニムアンドルビーがいる良血統で祖母フェアリードールはオークス2着馬。ワグネリアンは祖母ブロードアピール。ダートで猛然とした追い込みで鳴らした馬。ワグネリアン自身も5戦のうち良馬場で行われた3戦では全て上がり最速を計時している。皐月賞では1番人気で7着と大敗したが、外差しが決まる今の府中で外枠に入ったここは狙い目かも。

皐月賞馬エポガドーロ。父オルフェーブル×フォーティナイナー。上がり最速をマークしたことがなく、稍重の皐月賞で上がり2位だったがその数字は35.1。いかにもタフネスな皐月賞向けの馬だったので狙わなかったのが悔やまれる。直線でのスピードに問われる府中では、この馬の個性はマイナスと見る。

皐月賞2番人気4着のステルヴィオ。ロードカナロア×ファルブラヴ。父ロードカナロアということで距離はどうなのか。オークスで同産駒のアーモンドアイが勝ったとは言え、母父フサイチパンドラ(オークス2着)という母系の力もあったからな。ステルヴィオの母父ファルブラヴは洋芝(札幌・函館)の短距離でこそ強いというイメージがある。

皐月賞8番人気3着のジェネラーレウーノ。スクリーンヒーロー×ロックオブジブラルタル(ダンチヒ系)。皐月賞では先行した3頭のうち唯一粘り切ったのがこの馬。ダンチヒ系は昔からダービーとの相性が良い。ディープスカイ、ロジユニヴァース、フェノーメノ、アポロソニック、マイネルフロスト、ワンアンドオンリー、サトノダイヤモンドなどが血統表にダンチヒを持つ。外差しの馬場がどう影響するかだが、田辺の捨て身の先行策が嵌れば馬券内に残る可能性もあるかも。

皐月賞9番人気2着のサンリヴァル。ルーラーシップ×アグネスタキオン。祖母はオークス馬のウメノファイバー(その父サクラユタカオー)。味のある血統だが、いかにも古めかしい感も否めない。上がり最速を使えたのがオープンの芙蓉Sのみで34.1。力のいる馬場となった皐月賞がこの馬のベストだったと言えようか。にしても、皐月賞2着馬が14番人気単勝87倍とは舐められ過ぎの感もあるが。

皐月賞5番人気12着のオウケンムーン。オウケンブルースリ(その父ジャングルポケット)×エリシオ(その父フェアリーキング=サドラーズウェルズの全弟)。上がり最速を3回マークするも、その内の2回が35秒台。稍重の皐月賞が好舞台とも思えたが後方からの競馬になって見せ場無し。アンチャンだった頃から北村宏司は見ているが、やっぱり信頼ならんのよ、コイツは。

皐月賞10番人気6着グレイル。ハーツクライ×ロックオブジブラルタル。やはり東京G1はハーツクライの血ですよ。おお、そして、ここにもダンテヒの血が。皐月賞ではステルヴィオとキタノコマンドールと並んで上がり最速をマークしているし、中山2000で不発に終わったハーツクライ産駒が東京芝2400で巻き返すパターンが見られるかもしれない。要注意。

皐月賞4番人気9着ジャンダルム。キトゥンズジョイ(サドラー系)×サンデー。キトゥンズジョイという種牡馬はサドラー系でありながら、ダッシングブレイズを出しているように、どちらかと言えばスピード志向の馬。しかも母が快速馬ビリーヴということで、近年のスピード重視の皐月賞を鑑み◎を打ったのだが、今年の馬場とは合致しなかった。出遅れも痛かったしね。ダービー適正には欠けると見て軽視。

皐月賞6番人気10着タイムフライヤー。ハーツクライ×ブライアンズタイム。先に挙げた近年ダービー好走馬にロベルト系が多く居る件だが、そのどれもが父はディープ(およびブラックタイド)かキンカメ。ハーツクライ産駒ではワンアンドオンリーが優勝し、スワーブリチャードが2着しているが、前者の母父がタイキシャトルで、後者は母父アンブライドルズソングに母母父がボールドルーラ系というスピード血統。父ハーツの場合、母系は軽いスピード血統が合う。ハーツ×ロベルト系だと軽快さに欠けると見て、馬券候補対象外としたい。

続いて、皐月賞とは別路線組を見てみよう。

毎日杯1番人気1着ブラストワンピース。ハービンジャー×キンカメ。現時点で2番人気と妙に人気があるな。3戦無敗の馬だからか。父ハービンジャーはディンヒル経由のダンチヒ系。ただ、ダービーと好相性のダンチヒ系だが、父系に持っていた好走馬はアポロソニックのみ。この血統は母系にスパイスとして効かせる程度の配合が妙と言えようか。もし勝ち切ってしまったら脱帽だが軽視したい。

京都新聞杯7番人気1着ステイフーリッシュ。ステイゴールド×キンカメ。ホープフルS3着の馬。ホープフルS組は勝ち馬のタイムフライヤーや2着のジャンダルムが、その後の成績が散々なのに対し、この馬は京都新聞杯で結果を出した。ホープフルSの後に共同通信杯を使い惨敗し、その後に3ヶ月間を置いたのがかえって良かったのかもしれない。2〜3歳時の中山芝2000の競馬は結構タフな競馬になることから、むしろ間隔を空けた方が好ましいと考える。ジェネラーレウーノにしても京成杯を勝ったあとに3ヶ月間を置いているし、昨年のダービー馬レイデオロもホープフルS1着→皐月賞5着というステップだ。となると、京都新聞杯から中2週となってしまったステイフーリッシュは消しか。父ステゴだから頑丈なような気もするが。

青葉賞6番人気1着ゴーフォザサミット。ハーツクライ×ストームキャット。父ハーツに対して母父にスピード血統があるのはいいね。青葉賞勝ち馬はダービーを勝てないと言われ続け、昨年もアドミラブルが1番人気を背負って3着に破れた。やはり中3週というのがネックなのだろう。鞍上蛯名としても悲願のダービー制覇を狙いたいところだろうが、今年は厳しそうに思える。

と、主要馬14頭を俯瞰してみた。まさか残りの4頭は馬券に絡まないよな。

 

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