〜直前見解〜
父と母父が、スピード血統とスタミナ血統の組み合わせという配合の馬が良い。好サンプルが2016年勝ち馬のソルヴェイグ。父ダイワメジャー×母父ジャングルポケット。
今年のダイワメジャー産駒の出走は2頭。アマルフィコーストとコーディエライト。前者の母父はサドラーズウェルズだから、まさしく「スピード血統とスタミナ血統の組み合わせ」そのもの。後者の母父はOut of Place?ターントゥ系の馬か。リアルシャダイやブライアンズタイムの源流がターントゥなのだから、大局的にはスタミナ血統と言って良いのかも。
キンカメ産駒の最強スプリンターだったロードカナロア産駒も3頭が出走。アンヴァルとレッドシャーロットの母父はフレンチデピュティ系。過去にはエイシンデピュティやアドマイヤジュピタなど長距離G1を勝っていたスタミナ血統だ。もう一頭のロードカナロア産駒、アルモニカの母父はディープインパクト。ロードカナロアの母父がストームキャットなので、血統表の中で「ディープ×ストームキャット」という相性の良い組み合わせが内包されることになる。
連勝してきているディープ産駒のアンコールプリュ。前走では上がり最速を計時しているし、ノーマークは無謀と考える。
ステイゴールド×メジロマックイーンという黄金配合の馬(デルニエオール)もいるが、ここは適正的に違う気がする。1〜2番人気になりそうなモルトアレグロは、ゴーンウエスト系×ネヴァーベンド系か。なんかピンと来ないな。
というわけで、現時点での馬券候補は、以上の6頭。
「最終血断」は日曜朝配信のメルマガにて発表します。