2017阪神カップ〜直前見解〜

昨年は、キンシャサノキセキ産駒狙いで、7番人気のシュウジを本命とし単勝と複勝を的中。鞍上は川田だったが、おしなべて阪神コースの成績が良いジョッキー。中でも1400mを得意としている。

デムーロ&ルメールが日本に移籍した2015年3月以降の阪神芝の成績が以下。

スクリーンショット 2017 12 22 19 41 09

その2人で勝利数の大半を上げているが、阪神1400mに絞って再検索すると以下となった。

スクリーンショット 2017 12 22 19 41 28

2強より勝ち鞍も多いし、単勝回収率も上回っているのが分かる。

 

さて、様々なデータを取り扱うに当たって、注意しなければいけないことのまず1番目に、「コース改修の前」と「コース改修の後」をきちんと分けて集計しなければいけないことがある。

阪神コースは2006年に芝外回りコースが新設されたことにより、それ以前とは大きく傾向が変わった。以前は「魔の桜花賞ペース」というフレーズがあったが、それももう過去のこと。阪神マイルは外回りとなり、以前ほど前半のペースが上がることはなくなった。既存の内回りコースは外回りコースより100mも直線が短めな上にコーナーも急な作り。瞬発力勝負になりがちな外回りに比べると、いかに前々で競馬を進めた上で最後まで粘り抜く力が求められる。内回りで行われる1200〜1400m戦の、過去5年の種牡馬成績を調べた結果が下図。

スクリーンショット 2017 12 22 20 05 25

ディープを抑えて、ダイワメジャー産駒が首位をキープ。このような結果が出るコースが残っているだけで何だか嬉しい。ダイワメジャー産駒は、父自身がそうだったように、果敢に先行し最後までスピードを維持して頑張り抜くのに秀でた馬が多い。阪神内回りを語るに当たって、ダイワメジャー以外で象徴的なのが、2015年のセントウルS(1200)を勝った、スタチューオブリバティ産駒のアクティブミノル(10番人気)が好例だろう。スタチューオブリバティはストームキャット系だが、瞬発力勝負には劣るものの、揉まれずに果敢に先行すればハイペースどんとこいなのが、この系統の特徴。こういう馬が阪神内回りで穴を開ける。

 

阪神コースについて限って言えば、改修されてから10年経ったので、特にデータ収集上問題はない。それ以前に遡って調べることをする人は、あまりいないため。

問題はデムーロ&ルメール。日本で免許を取得したのが2015年の3月。それ以降、ほとんどの重賞が2人の独壇場だったことは周知の事実。こじまるが競馬を始めたちょうどその頃、まさしく、サンデーサイレンス産駒が出走しだした頃だったが、「サンデーサイレンス以前とそれ以後」では全ての傾向が異なるものだった。

このように、競馬場・血統・騎手など、大きな転換点をまたいでいるデータについては、相当の補正が必要なことを肝に銘じておかねばなるまい。その上で様々なデータに取り組み、そして逆らうべきデータには敢然と立ち向かっていきたい。

 

さて、話は阪神カップに戻るが、冒頭に挙げた川田が今回乗るのはミスエルテ。怪物フランケル産駒として、2歳時は相当期待されたが、その後尻すぼみで復活はもう無さそうに思える。ファンタジーSで1400は勝っているとは言うものの、その時点での能力差で征した感もあり、現に前走スワンS1400mでは大敗に終わっている。今回も不利な外枠に入ったので、軽視したい。

 

血統的に注目は、先に挙げた有力血統のダイワメジャー産駒は以下の3頭。桜花賞馬のレーヌミノル。別定戦・3歳牝馬ということでハンデが54kgなのはかなり有利に働きそうだし、好位の内枠に入った。これは本命の有力候補だ。そして上がり馬ビップライブリー。スワンSは惜しくも4着だったが、それ以外はここ12戦で全て複勝圏内という好調馬だ。最後にサンライズメジャー。近走のオーロC4着・キャピタルS3着と8歳馬だが元気一杯。

これまで何度も言っていることだが、1400戦は1400のスペシャリストを狙うのがセオリー。3戦3勝のサングレーザー、ディープ産駒。2戦2勝のモズアスコット、お、こいつもフランケル産駒だったのか。

このあたりを中心に馬券を組み立てていきい。

 

この後の、「こじまるの最終血断」は、メルマガで!

土曜日の朝に配信します。

『伝説の有名馬券師の覆面予想 低価格!データに逆らえば馬券は取れる』

 

 

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする