2017有馬記念〜展望〜

有馬記念、過去10年の勝ち馬の種牡馬は以下の通り。

スクリーンショット 2017 12 20 15 44 06

ドリームジャーニー、ゴールドシップ、オルフェーヴルを輩出したゴールドシップが断然の1位。

以前はディープ=中山苦手という説もあったが、2014年のジェンティルドンナに続き、昨年はサトノダイヤモンドも勝ち、皐月賞でもディーマジェスティ・アルアインが連覇。ディープに苦手な競馬場はもう無いのか。

有馬記念だけの集計だとサンプルが少ないので、中山2200m以上のレースに広げて過去10年の種牡馬傾向を検索したところ・・・

 

スクリーンショット 2017 12 20 16 00 43 

ステイゴールドとディープで上位2頭キープは変わらず。シンボリクリスエスの健闘がまず目に付く。中山の中長距離コースではやっぱり底力血統のロベルト系は強い。マンハッタンカフェとキングカメハメハ・アグネスタキオンも同じく7勝を上げている。

このあたりから今年の有馬記念出走馬を俯瞰すると、まずステイゴールド産駒でレインボーライン。それほど人気にはならなさそうだが、オーシャンブルーの例があり、人気薄でも警戒は必要。ただしこの馬、実は中山が苦手なような気もする。ディープ産駒は牝馬のミッキークイーン。宝塚記念では1・2着に離されての3着だったが、有馬記念と連動性のあるこのレースでの好走は強調材料。ロベルト系直系産駒は居ないが、母父だとヤマカツエースとブレスジャーニーが該当。ヤマカツエースは昨年◎とした馬だったが、惜しくも4着に敗れた。その後も2500の距離経験が無いのが気になるところ。ブレスジャーニーは父バトルライン。その父エンパイアメーカー。芝も走るが主戦場はダート。ここでは軽視で良さそう。

マンハッタンカフェ産駒は3頭。ルージュバックはオールカマーの勝ちもあり無警戒だと痛い目に会うかも。クイーンズリングは、新馬戦と500万のみだが中山成績(2.0.0.0)と相性が良い。シャケトラは同条件となる日経賞の今年の勝ち馬。当レースではディーマジェスティやゴールドアクターなど中山巧者を退けての勝利だった。その後のG1戦線では振るわないが、得意舞台に戻って一発逆転に賭ける。

さて、毎年言っていることだが、有馬記念の穴血統はキングマンボ系保持の馬だ。父キングカメハメハ×名牝トゥザヴィクトリーの仔、トゥザグローリーとトゥザワールドの兄弟2頭が人気薄で複数回馬券内に飛び込んで来ている。とすると、今年はその全きょうだいのトーセンヴィクトリーが出走して来ているが、これは狙い目なのか。この馬、休み明けしか走らない印象があるが、今回はエリザベス女王杯から中5週のローテ。うーん、悩ましい。キンカメ産駒は他に、母父ロベルトを併せ持ったヤマカツエース。それにサクラアンプルール。後者には中山得意の蛯名が騎乗。6歳馬以上には手を出しにくいというデータがあるが、このデータには逆らっていいのか。

シュヴァルグランとスワーヴリチャードのハーツクライ産駒2頭の取捨も難しい。前者はジャパンカップに引き続き世界の名手ボウマンが乗ってくるし、後者は3歳55kgのハンデとデムーロ騎乗が魅力。ただしハーツクライ産駒は、上の図のように有馬記念では(0.1.0.7)。産駒の特徴として、広々とした平坦コースでジワジワとバテない脚で伸びてくるイメージが強いが、急坂小回りのG1では適正に欠けるのではないか。

サトノクラウンは宝塚記念の勝ち馬というだけで、有馬では重い印を付けていい。ジャパンカップの大敗は天皇賞の反動だけなのか、それとも陣営の裏事情がどう影響しているのかは分からないが、ワールドベストジョッキーをボウマンに譲る形となってしまったムーア騎手も、この有馬は意地でも勝ちにくるのではないか。

木曜日に枠順が決まったが、やはりと言うべきか、キタサンブラックが1枠2番に入った。呆れてしまうが、これが胴元JRAのやり方。かなり興醒め。ジャパンカップではシュヴァルグランを◎とし快哉を叫んだが、有馬でもキタサンを打ち負かす馬を見つけ出し、もう一丁と行きたいところだ。

 

「こじまるの最終血断」は、日曜日の朝にメルマガで配信します!

『伝説の有名馬券師の覆面予想 低価格!データに逆らえば馬券は取れる』

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。