2017マイルチャンピオンS〜予想〜

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マイルチャンピオンシップ、過去10年の優勝馬の種牡馬をまず調べたところ、以下のようになった。

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2016年ミッキーアイル、2014年ダノンシャーク、2013年トーセンラーなど、近年はディープ産駒が3勝。フィエロやドナウブルーなども馬券内に送り込んでいるディープインパクトだが、そもそもはその出走数自体が多い。昨年は総勢8頭が出走したが、勝ち馬のミッキーアイル以外の7頭は、1番人気のサトノアラジンを含め馬券対象外に沈んでいる。

過去にマイルCSに出走したディープ産駒の成績を調べた結果、勝率9.4%、連対率15.6%と決して褒められたものではない。さらに馬券的には単勝回収率は89%にとどまり、複勝回収率に至っては50%なので、人気サイドのディープ産駒を賈うのは得策とは思えない。これはマイルCSに限ったことではないが。

今年のディープ産駒の出走馬は、安田記念勝ちのサトノアラジン、4連勝中の上がり馬サングレーザー、京成杯AHで2着に激走したガリバルディの3頭。サトノアラジンは前走天皇賞秋の大敗があってか人気を落としているし、連勝中で勢いのあるディープや人気薄の逆境ディープというのも怖いので、この程度の人気なら狙う手もあるかなと思う。

ルメール騎乗のイスラボニータはフジキセキ産駒。同産駒は12年にサダムパテックが勝っているほか、08年に10番人気のファイングレインが3着と穴を開けていて、ここ10年のマイルCS全出走馬の成績は(1.1.2.6)、複勝率40%、複勝回収率128%と悪くない。フジキセキ産駒と言えば、ロサギガンティアがオーロCで競走中止となった結果、引退となりそう。こうなると残りはイスラボニータを含め、タマモベストプレイとブライトラインの残り3頭となってしまった。1昨年3着、昨年2着と来たのだから、今年は優勝しフジキセキ産駒として最後に一花あげてもらいたい。

さてそのほか、向こう10年のマイルCS勝ち馬の血統を、母父系まで含めて俯瞰してみよう。

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まず種牡馬のうち7頭は大系統ターントゥ系(サンデー系6頭とロベルト系1頭)。残り3頭のうち、2頭が大系統ノーザンダンサー系(2頭ともストームバード系)、1頭が大系統ナスルーラ系(その母父はノーザンダンサー系)だ。

母父に目を移すと、ノーザンダンサー系の馬がズラリと並んでいるのが分かる。父側にも母父側にもノーザンダンサーを持たないのはトーセンラーの1頭だけだ。とは言え、そのトーセンラーも父母父と母父父にリファール、母母父にサドラーズウェルズと、実は色濃くノーザンダンサーが含まれている馬なのだ。という訳で、本レースはノーザンダンサーが有効な血になっていることを押さえておきたい。

「こじまるの血統競馬」では、原則的には、個々の種牡馬における特徴やレース適正を重視し検討を行うが、その根底部分では、さらに大きな種牡馬グループとしての大分類を行い、それぞれの特徴・傾向を掴むことも重要だと考えている。現代日本競馬における、主流血統潮流とは、すなわち以下の4系統だと言える。

ターントゥ系(その中にサンデー系・ロベルト系)
ミスプロ系(その中にキングマンボ系やフォーティナイナー系)
ナスルーラ系(その中にグレイソヴリン系やプリンスリーギフト系)
ノーザンダンサー系(その中にサドラー系・ストームバード系・ヴァイスリージェント系など多数)

このうち、今年のマイルCSでは、ノーザンダンサー系保持を中心に据えて検討を行いたい。

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出走馬のうち、種牡馬がノーザンダンサー系である馬は以下の3頭。

ヤングマンパワー(父スニッチェル、ダンチヒ系)
マルターズアポジー(父ゴスホークケン、ストームバード系)
ペルシアンナイト(父ハービンジャー、ダンチヒ系)

母父がノーザンダンサー系の馬は、7頭居るが、ここで、もう一つふるいにかける。マイルCSの傾向として、ミスプロ系があまり絡んでいないことに注目。ミスプロの血を父か母に含んでいた馬が1〜3着に入ったのは以下の3頭のみだ。

トーセンラー(13年1着、母父Lycius)
フィフスペトル(11年2着、父キングカメハメハ)
ダノンヨーヨー(10年2着、母父フォーティナイナー)

付け加えると、07・08年2着のスーパーホーネットの母父がミスプロの大元のネイティブダンサー系だが、この馬を含めても、10年の歴史の中で、馬券圏内が4頭だけとは相性が悪いと言わざるを得ない。

そこで、父にミスプロを持たない母父ノーザンダンサーをビックアップすると、残ったのは以下の5頭。

サングレーザー(母父デピュティミニスター)
サトノアラジン(母父ストームキャット)
ダノンメジャー(母父Azamour)
ウインガニオン(母父ポリッシュネイビー)
ジョーストリクトリ(母父キングヘイロー)

ミスプロ系を軽視することで、エアスピネルとレッドファルクスもぶった切ってしまうことになるが、果たしてそれでいいのだろうか。エアスピネルの血統を見ると、父キングカメハメハは実はヌレイエフとラストタイクーンの4×3を持っているし、しかも母父エアデジャヴーは父ノーザンテーストなので、かなりノーザンダンサー色が強い。キングカメハメハ産駒の特徴として万能性の高さが挙げられると思っていたが、それはノーザンダンサーの影響力が強かったのかな、と初めて気づいた次第。キンカメはミスプロの中でも例外で、むしろ大系統キンカメ系と考えた方がいいのかもしれない。もう一頭のミスプロ系スウェプトオーヴァー産駒のレッドファルクスは安田記念3着はあるが、ここではノーザンダンサーの後押しも無いので、消しで良いかなと判断。

というわけで最終的に馬券候補は以下の5頭に絞りたい。イスラボニータはノーザンダンサーを含まないものの、実績を踏まえると無印にするのは無謀。また、内枠有利傾向も踏まえた上で下記の馬をチョイス。エアスピネルは苦渋の決断で消し。

サングレーザー
サトノアラジン
マルターズアポジー
イスラボニータ
ペルシアンナイト

この5頭で、「こじまる3連単5頭BOX」を買ったら、果たして当たるのかどうか。

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