函館SSは、印を付けた馬が1~4着を締めた。
ところが!
何と、馬券を買い忘れていたという失態を犯してしまった。3連単こそ外したが、単複・馬連とそこそこの配当だっただけに悔しい。
さて2017年も、前半オーラスの宝塚記念。実はこのレース、私の中で最も的中率と回収率が良いG1競走となっている。人の馬券的中自慢など聞きたく無いかもしれないが、こんな感じだ。
2008年 ◎エイシンデピュティ 5番人気1着単勝11.3倍
2010年 ◎ナカヤマフェスタ 8番人気1着単勝37.8倍
2011年 ◎アーネストリー 6番人気1着単勝13.6倍
2015年 ◎ラブリーデイ 6番人気1着単勝14.2倍
2016年 ◎マリアライト 8番人気1着単勝25.1倍
人気サイドではなく、中穴をズバズバ当てているのが凄い。(笑)
宝塚記念。馬券考察の中心は阪神2200の適正判断が多くを占める。また、有馬記念との連動、加えて中山2500の成績も見る。そして、ズバッと切れる脚の馬ではなく、スタミナと持久力に長けた血統の馬に主眼をおく。
本命は、シャケトラ。
キャリア5戦目ながらG2日経新春杯で初重賞挑戦し、2番人気2着。続く日経賞でも、3コーナーからマクっていっての堂々の勝利。中山2500で、この勝ち方が出来る馬は宝塚向きだ。実際に4走前は本番と同じ阪神2200だが、ルメールが同じ乗り方で勝っている。
西日本の天候は雨模様。血統的に見ても、母父シングスピールでサドラー系だから問題ない。重成績も(2200)だ。また本馬は、芝2200以上で連対した際の上がり時計が軒並み35秒以上。このようなズブさを持った馬が、宝塚記念にもってこいだ。
対抗にはゴールドアクター。
2015年の有馬記念激走以降、G1での快勝こそ無いが、大崩れはしていない。父父のグラスワンダーや、同産駒のアーネストリーも本レースを勝っているように、同舞台に適正はある。巻き返しに期待。
単穴にレインボーライン。
天気のことを踏まえ、週中予想の△から▲へ抜擢。父ステイゴールドが荒れた馬場が得意なのは勿論だが、母父父のレインボーアンバーが重の鬼だった。1989年の弥生賞でのぶっち切りは語り草になっていたと聞く。デムーロ騎乗のままならもっと人気していたかもしれないので、逆に岩田で良かったか。
押さえにハーツクライ産駒のシュヴァルグラン。
ルーラーシップ・カレンミロティック・ラブリーデイなど、トニービン持ちの馬が本レースでは好成績だ。
もう一頭の押さえにミッキークイーン。
牝馬のディープ産駒が後ろから飛んできて馬券に絡むことが良くあるので外せない。
キタサンブラックは消す。
両グランプリでは勝ちきれていないし、前走の反動もあり得る。多頭数立てでは後続馬が牽制しあって動けず、となりがちだが、流石に小頭数となるここでは他馬のマークも厳しくなり、これまでのように簡単に収まらないのではと思っている。最後の直線、武ファンの悲鳴と怒号が響くなか、まさかの馬群に沈むという結末が待っているかもしれない。
◎シャケトラ
○ゴールドアクター
▲レインボーライン
△シュヴァルグラン
△ミッキークイーン
◎の単複。◎→各印へ馬連。▲からも流す。
3連単◎一頭軸マルチ。
シャケトラが勝った暁には、通販でデザートワインのシャケトラを注文して、祝杯をあげたいものだ。