血統的には、グレイソヴリン系、特にトニービン持ちの馬が、人気薄を何頭も馬券内に送り込んでいる。これは、多くの血統予想家が言及しており、なんら見新しいものでも無いが、今でも十分通用する考え方だ。
それを分かった上で、別のアプローチを試みてみることにした。過去にドリームジャーニー、エクスペディションと2頭の勝ち馬を出しているステイゴールド産駒に注目。昨年もウィンプリメーラが3着。昨年の2着のベルーフも母系にステイゴールドと同じディクタスがある。
今年の出走馬は2頭。アングライフェン。リヤンドファミユ。ここは思い切ってリヤンドファミユを本命とした。言わずと知れたオルフェーヴルの全弟。
トニービン持ちが成績が良いこの小倉記念。つまりはスタミナと持久力、それに最後の瞬発力が決め手のレースになるということを意味していると思う。その傾向から察すると、リヤンドファミユの血統、ステイゴールド×メジロマックイーンというのはうってつけなのでは。
ここ数戦は2400m前後を使われていることも、タフネスな競馬に対応出来る下地が出来ていると見た。
対抗には、ちょっと人気し過ぎの感があるが、ディープ8歳馬のダコール。単穴には、もう1頭のステイゴールド産駒のアングライフェン。押さえに、ベルーフ、サトノラーゼン、クランモンタナ。
◎リヤンドファミユ
◯ダコール
▲アングライフェン
△ベルーフ
△サトノラーゼン
△クランモンタナ
(後記)
結局、小倉記念はトニービンかよ!と多くの人々が地団駄を踏んだことでしょうが、私も当然その一人です(笑)。
音無調教師のヤル気の無さげなコメントもクサイなあ、とは思っていたのですが、本命にしきれなかった。これは悔しい。
リヤンドファミユはドン尻でしたが、まあこれは想定内。しかしステイゴールド産駒は大敗からの巻き返しがあるので、これで見限ると痛い目に会うかもしれません。